この素敵な天井画は高野山へ行くために
「なんば」から乗った「特急こうや」の
終点で降りて見上げたところにありました。
終点なので、駅名はてっきり
「高野山」駅だと思っていたら
違った!
「極楽橋」駅という、なんだか
修行から下山したときの境地を
表したような駅名でした。
知らなかった〜(≧∇≦)
それにしても畏れ多い高野山へ
こんな簡単に行ける所とは
これまた、知らなかったー!
「なんば」駅から「特急こうや」で90分。
極楽駅からケーブルカーに
天井画を過ぎてすぐ右手には
こんな最新型?!電子画像が
水の底に揺れる手水舎もありましたよ。
ここからケーブルカーで
乗車時間はたった5分。早い!
早い!の理由は
乗ってすぐに分かりました。。。
まずこのケーブルカーそのものが
めちゃくちゃ急こう配!
乗り降りするときも
終始、平衡感覚を保てず…(@_@)
「高低差328mで
東京タワーとほぼ同じ高さを
約5分で一気に昇ります」とのこと。
乗るときは、椅子に座らず、最後尾に立って
ケーブルカーの駅を見下ろすのが
個人的にはおススメ。
周りは高い木に囲まれているので
全然眺めは良くないけど
急こう配を目でしっかり実感できます。
ちなみにこちらのサイトで
↓ ぜひ見てほしいのが
「天空の聖地へ 高野山ケーブルカー」
https://www.nankai.co.jp/koya/cablecar/
今の新型ケーブルカーが
吊り上げられてる動画!
たくさんの人たちのいろんな苦労のおかげで
今日のこのスムーズな信仰ができるんです~
もう、ここから手を合わせずにはいられない。
5分もしたら、そこが「高野山駅」でした。
ここからさらにバスに乗るのですが
これまたスムーズな連携のおかげで
目の前にバスが待ってくれているので
それに乗ってしまえば終点:奥之院まで
さ~っと(20分弱くらいで)
連れて行ってくれます。
地図だけ見ていたときは
「バスがよいタイミングで来なければ
女人堂まで歩けるんじゃない?」
と思ってたけど、かなり急カーブの
細い車道しかないので人が歩いていたら
バスもヒトもお互いキケン!
気付けば南海(鉄道&りんかいバス)さんの
手の平の上で気持ちよく転がらされながら
高野山へ導かれておりました☆すばらしい。
奥之院の中は、歩きます。
弘法大師の御廟がある奥之院までの参道
往復、約1時間強。
苔むす高野杉の森の中をひたすら歩きます。
屋久島へ行った時を思い出す~と
ウキウキして行って帰ってきたのですが、
ただ、ここは、お墓、お墓、お墓、お墓
供養塔、供養塔、供養塔、、、
とにかくものすごい数のお墓と
供養塔の中を歩き続けるので…
夜にこのお墓の中を歩くというのは
それなりの覚悟がいるようで、、、
高野山へ行く前までは
「宿坊、泊まりたい!」
「ナイトツアー参加してみたい!」
とミーハーなことを言っていたのですが、、、、
実際
「高野山ナイトツアーへ参加しませんか」
という看板も至るところにあったのですが、、、
しかも至る所でこんなゆる~い
「こうやくん」がお出迎えしてくれるので
しばし畏怖の念を忘れてしまったのですが、、、
二度とそんな軽んじた発言は出来ない…
とチキンな私は心改めました。
この日は真夏で本当に明るく
感激しっぱなしで歩いてましたが、、、
知らないって、幸せだなー。
↓ こちらは
家人が以前、毎年、真冬に
会社の人たちと行っていた水行場所。
家人から毎年、生死をかけた?!
畏れ多いここでの体験を聞かされ
真冬の景色しか知らなかったので
高野山を訪れること自体が修行なのだ
とばかり思いこんでいたのですが、
真夏の高野山は、
太陽に近くてめちゃくちゃ汗だくになりますが
おかげで熱い熱いエネルギーを
チャージさせてもらいました。
怖がりには真夏、おススメ。
ひとつの山の名前ではないそうです。
1,000m級の8つの山々に囲まれた
山上の盆地を指すそうです。
そんな盆地ゆえか、ず~っと
なだらかで綺麗な歩道が続いているので
奥之院からぶらりぶらり寄り道しながら
金剛峯寺にも、30分で到着。近い!
高野杉!これ必見。
金剛峯寺の中を
ぐるっとのんびり歩いて回ってから
次の壇上伽藍も近い!
六角経蔵
把手を押して回しましたー。
一回りすればお経を読んだことになるアレですが
一人では、なかなか重たくて回せない!
四天王を見上げたところで、、、
https://www.wakayama-kanko.or.jp/worldheritage/koyasan1200/index.html
(特急料金も別途支払い必要だけど)
乗り継ぎの多い高野山まではこれ一枚
見せればよいからおススメします。