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弁護士

まだ正座はできないけど、リハビリ通院は5か月で卒業

絵日記を描くスタミナがなかなか戻らずサボっていた絵日記を久しぶりに更新です。只今、杖を持たずに歩き始めて1ヶ月。見た目は普通に歩いてます。大笑いしてます。仕事も普通に復活しています。

ただ、まだ、正座ができません。膝がつけません。走れません。階段の昇り降りもヒョコヒョコガクガクです。駅で後ろから人が来たら、大慌てで手すりにしがみついて片脚で飛んでしまいます。リハビリのF先生曰く「飛んじゃダメ。体重乗せないと筋肉もどらないよ」。…そうはいってもね…。

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退院した直後は呑気でした。3月末には普通に歩けると思い込んでいて。でも、おととい5/26で、リハビリ通院が終了しました。リハビリ通院できるのは、術後、最長5ヶ月までというのが国の決まりなのだそう。この期限が見えてきた5月のあたまに、初めて焦りはじめました。

とにかく傷の周辺の皮膚のシビレが取れない。ビリビリじんじん。ズボンをはくだけでも、膝なんてついたら、ヒ~ッ!「シビレはどうしたら消えますか?マッサージ?塗り薬?」先生たちは「う~ん…」「皮膚は…リハビリでは治らないよね…」「少しずつ消えるかもしれないし、ずっと残るかもしれないし、プレートを外す手術をしたら変わるかもしれないし」「人に寄るんだよね…」

一方で、他の患者さんで、リハビリ通院を早々に切り上げて「後は自分でやります」と言う人の話を聞くと、「わたし気持ちで負けている?」「甘えてるのかなあ」と悶々としてました。でもそのたびに「田中さんは2ヶ月入院していて6週間も足をつかなかったんだから、他の人とは違う」「いい加減にリハビリすると後に残るよ」とのなだめられ。


「今日の調子はどう?」という何気ない問診から、じつは、リハビリのF先生からは、本当にものすごく大事なことを教わりました。さいごに言われたことは忘れないようにと描いたのが上の絵。

「リハビリが少し進んでくると、みんな昔のよかった状態と比較しだすんだよね。でもそれをやってると『まだ出来ない』『まだ出来ない』とブラックボックスにハマっちゃうから…」と言われた話を絵にました。

これってまさにわたしが普段GFの仕事でお客さまたちが抜け出せなくなっているモヤモヤにそっくり(;一_一)CAN’Tの壁…。人のモヤモヤはわかっても自分のモヤモヤには全然気づけてない…。

「出来てきてる、田中さん、だいじょうぶ」
「先週は階段上がるときも痛いって言ってたけど、今日はスムーズに上がったじゃない」
「入院中に初めて足をつけたときからみたら、すごいよね」

確かに、足の裏がつけたときの感動は忘れません ↓ 
http://yunibow.ldblog.jp/archives/52100100.html

「初めて松葉杖で歩行する、片松葉になる、T字杖になる、杖を持たずに歩く、新しいことをするたびに、身体が疲れて思うように生活できないのは、ある意味しょうがないこと。逆にそれを恐れて楽なリハビリしかしなかったら意味がない」

その言葉で描けてきたのが上の絵の、凸凹した鋸山みたいな絵。

山あり谷あり、ではなくて
谷あり山あり、と思っていたらいいのね。

「何度やっても凹んでいるわたしは学習していないなあ」と笑えてきました。そもそも頭の中では「ずっと一直線で右肩上がりで上がれるもの」と思い込んでたんだ。「6月に入ったら走れる」というのも私の頭の中では「猛ダッシュできる」イメージでした。だれもそんなこと言ってないよね。「まずは早歩きでしょ」「その後少し駈け出してみて…」F先生の言う通りです。

2017-05-27-23-42-29

無意識に「比較している」ことで、自分で自分をだいぶ見失わせているんだなあ。

先日、退院祝いをしてくれた友だちと話していたときも気づきました。

わたしはずっとお見舞いの言葉の中で「災難だったね」という言葉が気になってました。心配して「災難だったね」と言ってくれる人たちがたくさんいてくれて、でもわたしとしては「災難だった」とは思ってもいなかったので、この漢字二文字を頭にも心にも持ち合わせておらず、「違和感があるんだよ~なんでかな~災難ってなあに?」と話をしてました。「だってさ、同室のがん患者さんに比べたらさ…」すると友だちに「がん患者さんと比べてるとは思ってなかった」と言われました。確かに。周りばっかり見てないで、自分のことをちゃんと見よう(^^ゞ

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それでも、「もうリハビリに通えなくなる」と思うと、つい不安が口をついて出てしまう私に先生は一言。

「田中さん、だいじょうぶ。ひざが知ってるよ」

ひざが知ってる?! ハッ!そうだ~~~ッ!って感じでした。ひざの声、わたし聞いてなかった、自分以外の周りばかり見てました、聴いてました。仕事では「絵筆が教えてくれる」と言い続けているのに、自分のこととなったら、、、

「田中さんは、そのスピードで歩けているんだから上出来だよ」
「普通の人だって階段上るのシンドイのに、それだけ出来てるならいいよいいよ」

なんだかようやく先生の誉める言葉がきちんと耳に入ってきました。じつはめちゃくちゃたくさん誉めてもらってたのに、ちゃんと聞いてなかったんだ。

リハビリ通院卒業を気に、わたしを支えてくれた松葉杖のしくみを忘れないようにと、これも絵にしておきました。昔ギブスで松葉杖をついていたときは両腕が筋肉痛になってぶっ倒れていて、松葉杖の素晴らしさが分からない人でした。入院していても「片松葉ってなに?」「どうして足がつけるのに松葉杖ついているの?」退院しても「あのおばあちゃんはT字杖を持ってるのに今走ったよ」と、「???」状態だったわたしです。でも今ではおかげで、街中で松葉杖やT字杖をついている人と出会ったとき、見守る気持ちがすっかり変わりました。

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リハビリ通院期間が5か月で終了という決まりができたのはここ数年のことのよう。F先生は「脳梗塞の人にとって5ヶ月なんて短すぎるよね」と言ってました。実際、患者さんに「お金を払うからリハビリしてくれ」と言われることもあるそう。でも病院勤務の理学療法士さんたちは、先生の指示があって初めて治療ができるのだそう。リハビリの先生たちは、医療や介護の現場のいちばんもどかしい部分に居るんです。

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さて、あわせて、東京メトロさんに対してのやりとりの進捗状況もご報告しておきます。「自分で調停をやる」と決めたのですが、その後、じつはある素敵な弁護士さんをご紹介いただき、少し時間をかけていちばんいい方法を模索中です。「相手がメトロ=無理」という答えではなく「最善の答えは1つしかない」「あらゆる可能性を探ってみましょう」と言ってくれました。私が東京メトロに提出してきて(反応の無さに凹んだアレ⇒http://yunibow.ldblog.jp/archives/52102445.html)も受け取ってくれました。

しかしそうはいっても裁判になっちゃったら金額がどうにもネックです。相談料だけでも30分=5000円が相場という弁護士さんたち。それなのに先生は「グラフィックファシリテーションをどうして始めようと思ったの?」とニコニコ聞いてくださる。さすがに途中で気になって「ぶっちゃけ先生、いくらかかるんですか。それによっては…」という私に「そうだよね~コワいよね~」とニコニコ。明朗会計なお話をいただきました。そして「田中さんは恨んでるわけじゃない。前を向いている。リハビリと仕事に専念してほしい。過去のことはプロに任せては」という言葉に腰がくだけそうになりました。実務の段階で、リアルに一人じゃないって、いいなあと。

ただ、そんな訳できちんとした情報収集が始まり、これまでみたいに色々ブログに書くのはしばらく控えましょうね、という話になりました。わたしとしては早速もう絵にしたいことだらけなんですけど!

と長くなりましたが、気長にゆきます。

入院絵日記6 Facebookで皆さんから頂いたアドバイスのその後、の巻

みなさま。
先日はたくさんのアドバイスを
本当にありがとうございました。

鉄道会社を相手に
弁護士さんを立てるのは
かなり難しいと痛感しつつも

2016-12-25-20-34-56

大学の先輩が動いてくださる
ことになりました。

2016-12-25-20-35-13

先輩の言葉。
「被害者救済のための資金プールの創設とか、
本来は必要なのだと思う。
今後のためにも、窮状を訴えないと
社会は変わらないからね」

2016-12-25-20-35-37

そんな大きな視点から
立ち上がってくださった先輩に
背中を押されて、

私も根っこにあった
気持ちがようやく出てきました。

http://yunibow.ldblog.jp/archives/52098248.html

入院絵日記5 あの日の出来事を忘れないために、真面目な実録

今、弁護士Mさんが
動いてくださっているのですが、
「メトロへの要望として、
ゆにの気持ちを教えてください」
と聞かれて色々思い返してみました。
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絵にすると楽しげ?だけど、
Mさんのこの質問に返事を書いていたら

あの日、茅場町のメトロ職員さんの
「捻挫ですかあ」の対応と、

「救急車を呼んでいる」と嘘を言って
電車を発車させたこと、

門前仲町駅まで駅員さんが1人乗って
介添えしてもよかったのでは?

門前仲町駅に着いた時は、まだ
車椅子も来ていなくて、
一般のお客さまがすべて支えてくれたこと、

門前仲町駅の職員さんが
私がお願いするまで救急車を呼ばなかったこと、

救急隊員が言うまで門前仲町駅の駅員さんが
警察に連絡しなかったこと、

救急隊の担架が駅直結のビル内に置かれたまま
自動シャッターが閉まってしまった時に
(駅員さんの指示で救急隊の方たちはそこに置いたにも関わらず)
ビルへ再度シャッターを開けるよう救急隊の方たちが依頼したら
「自動なので出来ません」と断ったこと、
「管理センターに連絡しろと言われれば電話します」と言ったこと。

これらメトロ職員の方たちの言動すべてに共通していたのは、
「大したケガじゃないよね」「うちの責任じゃないよね」
「責任はとりませんが、やれと言われればやります」
という考え方だと思いました。

普通なら事故後、最低でも30分後には
病院に到着できたはずなのに、

「出血していないからまさかそこまで大げさな」
という勝手な判断で
あのような対応になったと思うと恐ろしいです。

あの時のメトロ職員の方はだれ1人、
まさか私がこんな辛い手術を受ける怪我を
しているとは思っていなかったと思います。

医者ではないのになぜそんな判断ができるのか。
インフラの安全、人の命を預かって運行している
メトロ職員だからこそ、
常に最悪も想定することが基本ではないのか。

メトロさんにお願いしたいのは、
まず今回の上記の発言や判断や行動に
落ち度があったと自覚できるのか。
反論があるならその理由や根拠が聞きたいです。
もし自覚し反省できるのなら、次につなげるために、どうされるのか。
私と同じようなことがまた起きたときには具体的に
どう判断、発言、行動、指示するのか教えてほしいです。
メトロ職員の方たちの有事のときの意識から改革してもらえないと
また同じことが繰り返されるだけと思うので。
こんな提案しか今は思いつかないんですが、
ふつうの企業やサービス業では、いや、ふつうに
人としできる行動と判断レベルだと思うんですけど。

と、書いてみたら、私、ものすごく
メトロさんに怒っているんだと自覚しました。

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