1日目に泊まった黒部宇奈月温泉
から富山駅に戻って、

富山駅の北側に
世界一美しいスタバ」があると聞いて
見に行こうとしたのですがいきなり

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「どうやったら富山駅の
 北側へ出られるの?!!!」

てっきり線路沿いを歩けば
抜けられる道があると思いきや
無い無い無い!

仕事はいつも駅を降りて
そのまま南下 富山県庁方向に
行っていたので、北側には
ご縁がなかったのですが

なんと地下道を通って
抜けるのでした。

でもおかげで、近々、高架下で
南北を走るトラムが建設現場を発見。
やっぱりみんな地上を抜けたいですよね。

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さて、そんな富山初心者
定番コ―ス2 駅の北側

富山県富岩(ふがん)運河環水公園

眼下に見える
赤い屋根の小さな船に乗って
運河を1時間ほど堪能しました。
これおススメ↓

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富岩」が最初読めなくて、
読めても今度は
覚えられなくて、、、、

でも、船のガイドさんに、

「富山駅前から
 港町の岩瀬まで流れる運河なので
 富岩(ふがん)運河 」と言われて
ようやく覚えました。

運航ルート↓見ると
 
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岩瀬までいくと富山湾が見える!
「歩いて行けますか」と聴いたら
船に乗っても片道1時間かかるそうで、、、
「散歩や健康のために歩く人もいるけどね~」

うーん、
富山はすべてがスケールが大きすぎて
いつも観光地図を正確に読み取れません。。。

とりあえず、富山湾が見たい!
と船に乗ろうとしたら、

富岩水上ライン 
岩瀬まで行ける「sora」と「fugan」という
乗客定員55名の大きな船はその日
すでに予約でいっぱいでした。

「途中で中島閘門(こうもん)
 行って帰ってくる船なら空いてます」

※岩瀬行きは、岩瀬で折ります。
帰りはポートラムに乗って帰ってくる。

※海側(北側)のトラムをポートラム
陸側(南側)のトラムはセントラムという。

閘門(こうもん)って???

たしか私の地元 東京にも
隅田川や江東区にあったような、、、

とりあえず(やむをえず?)
乗り込んだのがこの
赤い屋根の小さな船

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実はこの小ささが
めちゃくちゃよかったです!

小さくて可愛い「もみじ
(乗客定員11名)に乗って

ボランティアガイドのオジサンと
おしゃべりしながら
楽しい船旅でした。

川にかかる橋の名前が
わたしの地元、隅田川にかかる
橋の名前と似たものが多くて
親近感がわきました。

↓ こちらは老朽化した橋を
つけかえ中だそう。

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乗って眺めているだけでも
幸せな気分ですが、一応
水上ラインの目玉は

パナマ運河方式の閘門(こうもん)
国指定重要文化財 中島閘門

水上エレベーター
を体験することだとか。

水上エレベーター」???
体験してよく分かりました!

詳しくはこちら
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1541/kj00016041.html

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水位の違う運河を船が渡るとき
船舶を昇降させるのが
閘門の仕事。

一定の場所に船が入ったら
後ろの扉が閉まって
プールの中にいる状態になります。

そこから水を抜くと
水位が低くなります。

上の写真の先に見える
2つの扉の先に
これまで進んできた運河よりも
水面が2mほど低い
富山湾につながる運河が
待っているのですが

その運河へ進むための
まさに水のエレベーター。

水位の下がる体験をしたら
一旦下船して、目視と手動で
水を抜いたり入れたりしている
操作室のおじさんとお話しできるのも
もみじ号」だけの特権。

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ラッキーにもプール(閘門)の中に
大型船「sora」と「fugan」が
まとめて2つ入れられて
水位が下がっていくのも見れました。

ちなみに「sora」と「fugan」の
ガイドさんはマイクを通して
美しい声で標準語で話してました。

わたしたちのガイドさんは
富山弁ばりばりのおじいちゃん。
これも「もみじ号」の特権では?!

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乗船後は、出発地へ戻るために
また閘門へ入り、今度は
下から上へを体験!

これも「もみじ号」のみの特権でした。

と、なんだか「もみじ号」の
まわしものみたいになってますが、、、

ちなみに後で調べたら
東京のパナマ運河と言われる
荒川ロックゲート」「扇橋閘門」でも

水上エレベーター体験できるそうです。
「下町のパナマ運河体験クルーズ」

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富岩水上ラインの
今年の運航期間は
3月24日 ~11月25日

冬は運航しないなんて
トロッコ電車みたい、、、

「運河が凍っちゃうんですか?!」
と聞いたら
「今の船のままじゃ寒すぎるから」
ということだけが理由なよう。

今の富山市内で
運河が凍ったりはしないそう。

「冬景色も眺めたい!」
という声が大きくて

暖房設備のついた船を
準備中だそうですよ~
来年の冬には乗れるかもとのこと!

そんな1時間ほどの船旅を終えて
次は、こちらに来てからずーっと
気になっていたあの建物へ。

なんだか屋上で
人が飛んだり跳ねたりしているのが
見えていて、、、
(船からも、スタバからも見える)

なんだろ、あれは?

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と、近寄って行ったら
これまた洗練された
美しい建物でビックリ☆

富山県美術館 アート&デザイン」
(2017年オープン)

親子連れがどんどん
3階建の屋上に上がっていくので
つられて上がってみたら、

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こんな楽しい屋上でした。無料!

オノマトペの屋上
https://tad-toyama.jp/facility/rooftop

屋上から見える
立山連邦も最高です!

下に降りていくと
アートな?デザインな?空間が!

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どこでお金を払うのかしらと
ウロウロしながら、あちこちで
大人も遊べる空間が広がっていて

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12月25日までやっている企画展
三沢厚彦さんの彫刻
ANIMAL」シリーズが
至るところに居て、

中庭の白熊には
大人も子どもも、わたしも!
むらがってました。

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ちなみに、三沢厚彦さんの
クスノキの大木から彫り出す
作業風景の映像が特に、すごかったです。

彫刻を間近で見みると
削ったエネルギーがそのまま
伝わってきてちょっと圧巻です。

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この美術館は
Toyama Prefectural Museum of Art and Design
略称「TAD(タッド)」というそうですが

思わぬ体験をさせてもらって
TADに感謝!

ちなみに美術館内に
「たいめいけん」が入っていて
そこから見える立山連峰の眺めも最高!

日本橋たいめいけん 富山店
https://tad-toyama.jp/facility/restaurant-cafe
(食べなかったけどのぞきました)