冬ごもりの図書に~☆ 『地域とゆるくつながろう!
 ―サードプレイスと関係人口の時代―』
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地域とあまり関係なく暮らしているけれど、 心のどこかで「何かしたいな~」と思っている人に すごく読んでほし~い! 「あれ?気付いたら地域とつながってた~」という人たちの 始まり方がどれもいい感じで「ゆる~い」のが なんかすごく読んでてイイんですー お友達の北川佳寿美ちゃんの書いた
第3章から読んだのですが 宗像市出身者が集う「リトルムナカタ」がどう始まったか。 1人、2人の飲みながらの会話から こうしてコトは起きてつながっていくんですよね。 頭では分かっていてもこうして物語で読めるとリアルに伝わって来ます。 高嶋さんの「100人カイギ」も紹介されてました。 これ面白いのが、その地域で面白い活動をしている 5人のゲストを毎回呼ぶのですが、 ゲストが100人に達したら解散になっちゃう。 終わりがあるって、なんか良くないですか(#^.^#) ここに掲載されている取り組みはすべて 移住・定住ではなく関係人口を増やしていこうよ というスタンスだからかもしれないですが
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地方創生だ!みたいな熱い目的が無くても 「何かしたいんだけどな~」という気持ちで 「一歩のぞきに行ってみようかな」と ゆるいスタートしたくなると思います。 いろ~んな地域の取り組みが紹介されていて
(室蘭、新潟、松戸、市川、調布、川崎、
 横浜、静岡、藤枝、島田、中津川、
 恵那、福山、土佐山、宗像など)
地方だけではなく、都心の取り組みも 同じように語られていることにも親近感が湧いたのですが 「サードプレイス」の多様な考え方も網羅されていて (地域NPO,こども食堂、起業、副業、コミュニティカフェ、  二地域居住、ワーケーション、マルシェ、廃校活用、  プロボノ、イノベ―ション教育、シニア雇用、生涯学習、  中山間地域位のアクティブラーニング、
 故郷のコミュニティ、フューチャーセンター) 改めて視野も広がった感じ。

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手段はいろいろあっていい。 事例集というより リアルな物語集なのが、よかった。 個人的には、仕事では いろ~んな地域活性の現場で絵筆を動かしていると その地域のためにもっと何か出来ないかと思うのに、 正直、いざ地元(江東区)となると 「そもそも知りあいが多くて シガラミ多すぎて関わりたくな~い」 というのが本音だったんですが、、、 でもこの本読んだら、気持ちが楽になりました。 イヤだキライだと言いながら フジクラさん主催の「江東区つなぐプロジェクト」とかに 顔を出し続けているあたり、天邪鬼だな~と思うこの頃。 いつもクライアントさんに「キライは好きの裏がえし。 ネガはポジの裏がえし。ネガ最高!」と言っているけど まさに自分こそネガポジかも~ 『地域とゆるくつながろう!
 ―サードプレイスと関係人口の時代―』 石山恒貴編著(法政大学大学院教授) https://www.amazon.co.jp/dp/478382262X?tag=anteru1974-22&linkCode=ogi&th=1&psc=1
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