下の写真は、宴会席の真横のテーブルを占拠して師匠の7:3の配合の粉を振るっているの図。
師匠とは、通信の世界ではとっても偉い方ですが、いつも若手に手打ち蕎麦を振舞ってくださる素敵な方です。私にとっては昨年同時期に膝を手術して私の半歩先をいくリハビリの先輩でもあります。本当は昨年、蕎麦打ちの手ほどきを受けるはずでしたが、怪我で今年の6月時点もまだ膝がつけずに断念。と、今日はようやく!一年越しの蕎麦打ちでした。
お店の女将さんから「汚れるからモンペも貸してあげるわ!」と着物上下一式貸お借りしたら、なんだか1人健康ランドに来てる人みたいになっちゃってますが…ここは赤坂の割烹…。
動画並みに指導の一部始終を写真にしてもらったので、ご興味ある方は見てみてください。これで復習できるー^o^
上は早速ですが、腕まくりを忘れて粉に手をつっこんでしまったの図。。。さらさらで気持ちの良い粉に浮かれていましたが、粉モノは準備が肝心です。反省。
さて下の写真の左上に見えているペットボトルには粉に交ぜる水が入っているのですが、師匠改造版の特別ペットボトル。かたむけるとフタを開けずとも水が数か所から出てきます!
粉に水をなじませていくとき、手はおわんのようにして、粉をさらにサラサラにしていきます。と、書くと簡単ですが、これから粉をまとめていくはずなのに、逆の作業をしているようで、しょっぱなから不安になりつつ、腕を回し続けます。粉を押し付けない!と言われて、ますます肩にヘンに力が入って、腕が筋肉痛になりそうに(^^ゞ
粉をサラサラにすべく手をふわっとあわせてこすります。しかし、これがまた、力を入れてこすってつぶしてサラサラにするのではない。
って、どういうこと(^^ゞ?って感じですが、油分の多いそば粉に水分を浸透させていく作業なんだそうです。
改造ペットボトルから気づくとスプレーで水まき!これまた師匠があみだした技です。確かに満遍なくやさしく水が浸透していく感じ。
ところで、蕎麦粉にお水を掛けると、とってもいい蕎麦の香りが立ちあがってくるってご存知でした? わたしは知りませんでした。これがまた本当にいい香り!
本当にまとまるのか?と不信がって手を動かしているうちに、手品のように突然玉が現れてきます!手品師のよう!さっきまで白い砂浜の世界が、あっという間に蕎麦色に変化!
そして突然、、、まるまってきた!
突然、お蕎麦の粘土が手からはがれない!手を洗う時も、女将さんから亀の子たわしを借りました。
自宅で蕎麦打ちをすると「テーブルについた練った蕎麦はしばらく取れない」「次の日も粉が家の中を舞っている」は「あるある」だそう。
まとまってきたら、グーパンチで空気を抜き、あっという間にまるめていくと
ここから一気に、ざらざらだった表面が、師匠の手ですべすべ美肌になっていきました!が、わたしがやると、、、こね鉢にくっついちゃってくっついちゃって、100回なんてできない~と叫んでいたら
下に向かって押すのではなく、横に押して持ち上げる、のだそう。それでも、さっきのお粉と水と同一人物とは思えないほど重たくて、持ち上げるのも一苦労。
そしてここから憧れの麺棒でのし! ちなみに打ち粉とは、小麦粉とは別物ってご存知でした?わたしは初めて知りました。たっぷり打ち粉をかけてスタート。
緊張して恐る恐る押していたら、最初は体重を乗せても大丈夫とのこと。師匠が一回、麺棒を手前から奥へ転がすだけで、ワタシがやるよりも2倍の大きさにワッと広がっていきます!もうさっきからずっと手品かマジックを見ているような感覚です。
↓ 次の写真の3コマのゆにの手の位置に注目。麺棒は、真ん中から外に手をずらしながら押していく、という憧れのアレですね。しかし、ゆにの手はパーになっちゃってますね。師匠の手はグーでした。
た、楽しい(≧▽≦)。
向きを変えるときに麺棒に巻き付けるあたりから緊張感が増してきました。切れちゃったらどうしよう…
↓ 巻き付けて
↓ 90度に向きを変えて
↓ 広げる
丸く広がっていたものを、だんだん四角く広げていきます。
楽し~(≧▽≦) もっと薄く延ばすと触感が変わるそうですが、初心者なので破れない程度に。400g+水200でこれぐらいまで広がるんだ~
折りたたむときが一番気を付けないといけないそうです。破らないように破らないように。まずは師匠のお手本。布を引くようにさらっと乗りました。
「何も考えずにここまで持ってくる!」と言われて(それなら得意かも…)と、とにかく何も考えずに、折りたたむというより、ただ引っ張って運びました(^^)
麺切り板に移して…
そば包丁はこう持つ!
師匠はめちぇくちゃリズミカルにトントントントン切り進んできます。でもじつはそこに細かい動きがあって
1、駒板を左手で抑える 2、包丁を真下に降ろす 3、駒板から左手を放す 4、包丁をちょっと左に倒して駒板を進める を繰り返す!
3、で左手を話さず駒板を押し付けたまま、左に駒板をずらすと、下の蕎麦が伸びちゃうので、必ず左に駒板をずらすときは一度左手を話さないといけないわけですが
これがもうですね~出来ない(ーー;) 緊張マックス! そろ~りそろ~りゆっくりやっているのに、左手を放すところで抑えっぱなしになっちゃったり、抑えないまま切っちゃったり、こんがらがってちんぷんかんぷん(^^ゞ
結局最後に切った太さがバラバラだと、歯触りも違えば、ゆで時間にも差が出ちゃうってことなのですが、こればっかりは経験を積まないとですね。
いや~難しい!でも、楽しい(≧▽≦)!簡単ではないからこそ、ハマるんだろうなー。
こちらは師匠のお蕎麦です。美味しかった~。秘伝のつゆといっしょに、集まったいつものメンバーとツルツルっと♪
毎年恒例になっている知恵の和会。秋は師匠の手打ち蕎麦と牡蠣まつり♪
↓ アンコウで出汁をとった鍋のお蕎麦は、太めに切ってあるそうです。
こちらがモンペを貸してくれた女将さん。蕎麦打ち道具もこの日は女将さんの道具を一式お借りました。あれもこれも用意してもらっちゃって、着替えから、片づけから、宴会まで、すっかり甘えっぱなしの一日でしたが、また迷惑かけに行ってもいいですか(^^ゞ
ふらここ(割烹 小松)@赤坂
師匠とは、通信の世界ではとっても偉い方ですが、いつも若手に手打ち蕎麦を振舞ってくださる素敵な方です。私にとっては昨年同時期に膝を手術して私の半歩先をいくリハビリの先輩でもあります。本当は昨年、蕎麦打ちの手ほどきを受けるはずでしたが、怪我で今年の6月時点もまだ膝がつけずに断念。と、今日はようやく!一年越しの蕎麦打ちでした。
お店の女将さんから「汚れるからモンペも貸してあげるわ!」と着物上下一式貸お借りしたら、なんだか1人健康ランドに来てる人みたいになっちゃってますが…ここは赤坂の割烹…。
動画並みに指導の一部始終を写真にしてもらったので、ご興味ある方は見てみてください。これで復習できるー^o^
上は早速ですが、腕まくりを忘れて粉に手をつっこんでしまったの図。。。さらさらで気持ちの良い粉に浮かれていましたが、粉モノは準備が肝心です。反省。
さて下の写真の左上に見えているペットボトルには粉に交ぜる水が入っているのですが、師匠改造版の特別ペットボトル。かたむけるとフタを開けずとも水が数か所から出てきます!
粉に水をなじませていくとき、手はおわんのようにして、粉をさらにサラサラにしていきます。と、書くと簡単ですが、これから粉をまとめていくはずなのに、逆の作業をしているようで、しょっぱなから不安になりつつ、腕を回し続けます。粉を押し付けない!と言われて、ますます肩にヘンに力が入って、腕が筋肉痛になりそうに(^^ゞ
粉をサラサラにすべく手をふわっとあわせてこすります。しかし、これがまた、力を入れてこすってつぶしてサラサラにするのではない。
って、どういうこと(^^ゞ?って感じですが、油分の多いそば粉に水分を浸透させていく作業なんだそうです。
改造ペットボトルから気づくとスプレーで水まき!これまた師匠があみだした技です。確かに満遍なくやさしく水が浸透していく感じ。
ところで、蕎麦粉にお水を掛けると、とってもいい蕎麦の香りが立ちあがってくるってご存知でした? わたしは知りませんでした。これがまた本当にいい香り!
本当にまとまるのか?と不信がって手を動かしているうちに、手品のように突然玉が現れてきます!手品師のよう!さっきまで白い砂浜の世界が、あっという間に蕎麦色に変化!
そして突然、、、まるまってきた!
突然、お蕎麦の粘土が手からはがれない!手を洗う時も、女将さんから亀の子たわしを借りました。
自宅で蕎麦打ちをすると「テーブルについた練った蕎麦はしばらく取れない」「次の日も粉が家の中を舞っている」は「あるある」だそう。
まとまってきたら、グーパンチで空気を抜き、あっという間にまるめていくと
ここから一気に、ざらざらだった表面が、師匠の手ですべすべ美肌になっていきました!が、わたしがやると、、、こね鉢にくっついちゃってくっついちゃって、100回なんてできない~と叫んでいたら
下に向かって押すのではなく、横に押して持ち上げる、のだそう。それでも、さっきのお粉と水と同一人物とは思えないほど重たくて、持ち上げるのも一苦労。
そしてここから憧れの麺棒でのし! ちなみに打ち粉とは、小麦粉とは別物ってご存知でした?わたしは初めて知りました。たっぷり打ち粉をかけてスタート。
緊張して恐る恐る押していたら、最初は体重を乗せても大丈夫とのこと。師匠が一回、麺棒を手前から奥へ転がすだけで、ワタシがやるよりも2倍の大きさにワッと広がっていきます!もうさっきからずっと手品かマジックを見ているような感覚です。
↓ 次の写真の3コマのゆにの手の位置に注目。麺棒は、真ん中から外に手をずらしながら押していく、という憧れのアレですね。しかし、ゆにの手はパーになっちゃってますね。師匠の手はグーでした。
た、楽しい(≧▽≦)。
向きを変えるときに麺棒に巻き付けるあたりから緊張感が増してきました。切れちゃったらどうしよう…
↓ 巻き付けて
↓ 90度に向きを変えて
↓ 広げる
丸く広がっていたものを、だんだん四角く広げていきます。
楽し~(≧▽≦) もっと薄く延ばすと触感が変わるそうですが、初心者なので破れない程度に。400g+水200でこれぐらいまで広がるんだ~
折りたたむときが一番気を付けないといけないそうです。破らないように破らないように。まずは師匠のお手本。布を引くようにさらっと乗りました。
「何も考えずにここまで持ってくる!」と言われて(それなら得意かも…)と、とにかく何も考えずに、折りたたむというより、ただ引っ張って運びました(^^)
麺切り板に移して…
そば包丁はこう持つ!
師匠はめちぇくちゃリズミカルにトントントントン切り進んできます。でもじつはそこに細かい動きがあって
1、駒板を左手で抑える 2、包丁を真下に降ろす 3、駒板から左手を放す 4、包丁をちょっと左に倒して駒板を進める を繰り返す!
3、で左手を話さず駒板を押し付けたまま、左に駒板をずらすと、下の蕎麦が伸びちゃうので、必ず左に駒板をずらすときは一度左手を話さないといけないわけですが
これがもうですね~出来ない(ーー;) 緊張マックス! そろ~りそろ~りゆっくりやっているのに、左手を放すところで抑えっぱなしになっちゃったり、抑えないまま切っちゃったり、こんがらがってちんぷんかんぷん(^^ゞ
結局最後に切った太さがバラバラだと、歯触りも違えば、ゆで時間にも差が出ちゃうってことなのですが、こればっかりは経験を積まないとですね。
いや~難しい!でも、楽しい(≧▽≦)!簡単ではないからこそ、ハマるんだろうなー。
こちらは師匠のお蕎麦です。美味しかった~。秘伝のつゆといっしょに、集まったいつものメンバーとツルツルっと♪
毎年恒例になっている知恵の和会。秋は師匠の手打ち蕎麦と牡蠣まつり♪
↓ アンコウで出汁をとった鍋のお蕎麦は、太めに切ってあるそうです。
こちらがモンペを貸してくれた女将さん。蕎麦打ち道具もこの日は女将さんの道具を一式お借りました。あれもこれも用意してもらっちゃって、着替えから、片づけから、宴会まで、すっかり甘えっぱなしの一日でしたが、また迷惑かけに行ってもいいですか(^^ゞ
ふらここ(割烹 小松)@赤坂
https://www.hotpepper.jp/strJ001102515/
気づけば、研究所の皆さんとの出会いも私にとっては10年目突入。あの頃描いていたサービスが、今ではあっちでこっちでニュースになっている!未来を描いた体験に改めて感謝しながら、今年は一つ一つジロジロ見入って蕎麦をすすりました。秘伝のおつゆもまた美味しいんです~
気づけば、研究所の皆さんとの出会いも私にとっては10年目突入。あの頃描いていたサービスが、今ではあっちでこっちでニュースになっている!未来を描いた体験に改めて感謝しながら、今年は一つ一つジロジロ見入って蕎麦をすすりました。秘伝のおつゆもまた美味しいんです~