#PhilippeWeisbecker #Insideapan
#CarpentryTools #Architectures #DailyItems
2020 年 10 月 2 日(金)~ 11 月 20 日(金)
#竹中工務店 東京本店1F
#GalleryA4 #ギャラリーエークワッド
鉛筆と定規で描かれた
「鋸(のこぎり)」のポスターに
(大工道具に囲まれて育ったDNAが反応して)
何気なく吸い込まれて出会えた世界にうっとり…
#竹中大工道具館 #神戸 が
フィリップ・ワイズベッカーさんに6年前に
館のメインビジュアルとして描いてもらったのが
これらの大工道具だったそう!
見惚れます。
鉛筆の線で描き込まれている筆感や
空間デザイン、でっぷりとした感じも
そうなんだけど
そうなんだけど
それ以上に私にとって大工道具は
父との思い出がよみがえる。毎晩、大鋸屑(おがくず)にまみれて
父は帰ってきたな~とか。
父の手にはいつも棘が刺さっていたな~とか。
おつかいで釘やネジを買いに行かされたな~とか。
特にこの「墨壺(すみつぼ)」
を見た時には!
を見た時には!
これに目を付けた
ベッカーさんのセンスにまたシビレタけど。
小学生のときに父が
墨壺の使い方を教えてくれな~。
パンッと弾いた瞬間に線が引かれる様子が
マジックみたいで楽しくて
何度も「やってやって」とお願いしたな~。
ただ、無口なザ職人である父は、
現場では相手が小学生であろうが
容赦ないところもあり(^^ゞ
フィリップ・ワイズベッカーさんが
「欧米の鋸は押して使うけど
日本の鋸は引いて使うのが
アーティストである私にはあっていた」
と動画の中でおっしゃっていたのですが
私は小学2~3年生のころ、父に
「鋸(のこぎり)は引いて使うんだ!」
と指導されたあたりから
素人が安易に触っちゃいけないもの
と思えてきて
素人が安易に触っちゃいけないもの
と思えてきて
この「鑿(のみ)」の絵を見ながら
父は大事に研いで丁寧に自分使用に
使いこんでいたことを思い出した。鑿(のみ)も、鉋(かんな)も、
とにかく使う前も後も
手入れが命なんだと教わったりして
鋸(のこぎり)の「目立て」は
素人には無理だとかって話を聞かされたり
最近コロナでDIY流行りだけど
もはや私にとっては
安易には踏み込めない世界。
もはや私にとっては
安易には踏み込めない世界。
ただ、神々しいとか畏れ多いというよりも
それはどこか
フィリップ・ワイズベッカーさんの描く
それはどこか
フィリップ・ワイズベッカーさんの描く
どことなく愛らしくぶきっちょな道具たちのように
私にとっては愛情いっぱいの
温かい世界だから
見惚れちゃうのかな~
フィリップ・ワイズベッカーさん
本当にありがとう。
杢目(もくめ)シリーズも秀作!
ずっと見ていても見飽きない。。。
そして杢目(もくめ)もまた
父との大事な思い出がよみがえる。。。
小学3年生か4年生のときの
夏休みの自由研究。
杢目について調べたのではなく、正しくは
「板目(いため)」と「柾目(まさめ)」
の性質の違いを調べる、みたいな内容だった。
板目=渦巻き状の木目が見える
柾目=木目が縦のライン
柾目は中心部からしかとれないので
板目よりも希少=つまり高価。
(ちなみに杢目とは
柾目とも板目ともまた違って
稀に現れる複雑な模様のものらしい)
父に言われるままに自由研究として
水につけると板目と柾目で
どっち方向にどのくらい伸びるか
時間の経過ごとに
定規を当てて測って比較して…
と、最初は
「なんでこんなことやらされてるんだ?」
と思ってたけど
木が水を吸うとじわじわと動き出すのを
この目で見た時のあの感動!
この杢目シリーズを見ていたら
思い出した~(*´▽`*)
切断されても
木って生き続けているんだ?!
呼吸をしているんだ?!
という驚きを、あのとき、
手のひらで感じたあの感覚。
あの生きてる感じ、思い出す。
最後、たくさん木の断面を描いて
ノートにまとめるときは
本当に楽しくなってた。
それから中学1年生になって
技術の授業で同じ内容が出てきてビックリしながら
(私はすでに知ってることばかり)
と密かに嬉しかったことまで
杢目シリーズを見て思い出した。
フィリップ・ワイズベッカーさん
幸せな時間をありがとー
ちなみに会場内で上映していた
フィリップ・ワイズベッカーさんの
フランスのアトリエの様子が
めちゃくちゃステキで
これまた見惚れた~!
YouTubeでも見られます。
これまた見惚れた~!
YouTubeでも見られます。
道具との向き合い方、
1階のアトリエだけでなく
1階のアトリエだけでなく
2階のプライベートのお部屋の
しつらえ、暮らし方のすべてに
見惚れます。
しつらえ、暮らし方のすべてに
見惚れます。
期間限定11月20日まで
毎日見て目に焼き付けたい。
毎日見て目に焼き付けたい。
私たちにとっては見慣れた
柵やゴミ箱ですらアートになってました。
畳み部屋の描き方がまたすごかった。
それにしても
「竹中大工道具館」←知らなかったー!
神戸、必ず行く!!!
2021年春頃に竹中大工道具館(神戸)にて開催予定
大工道具の紹介